報告:古川
メンバー L :古川、福浦、戸田
新会員の朝妻さんが釣りの出来る沢に行ってみたいとのリクエストより、尾瀬実川硫黄沢を選んだ。登れる滝が多く、何と言ってもヤブ漕ぎなく道路に出てバスで下山。このような高貴高齢者向けの沢登りのルートはそうはない。出かける準備をしている最中、朝妻さんより仕事で参加出来ずの連絡、「まあいいや、何度来ても楽しい沢なので」と残りの3名で27日早朝に集合し、七入りに向かう。
ガランとした七入の駐車場に車を停めて、準備。多くの車は駐車場の脇を抜けて御池まで登るようだ。沼田古道を利用、硫黄沢を横切る所から入渓。直ぐの2段の大きな堰堤は右岸より越える。


青空の中、水も冷たくない。ゴルジェとなり3段7m滝は右岸より、次の6m滝も右岸より巻きぎみに超える



大きな釜の2段5m滝は、左岸より釜をへつり、そのまま水流脇を登る。

1205m二股を左に進むと8m滝が現れる。地形図の蛇滝のようだがどこが蛇なのであろうか?右岸を登る。今週末は今季最後の釣りOKの日だが、ここまで魚影は無し、イワナは皆釣られてしまったのであろうか。

蛇滝後の6m滝は釜右岸をへつりそのまま水流脇を登る。

4m程度の小滝が続き、両岸が切り立ち、沢が左に曲がる奥に10m滝、これは登れず少し下がって右岸から巻く。

続く8m滝は水流に足場を見つけて登る。その先に本日1番目の課題の大滝が見える。以前遡行の守屋さんパーティの報告では前衛滝を右岸から巻き、大滝の右側のドロ混じりの壁をザイルを出して登っている。古川は10年位前、前衛滝手前のドロ混じりの壁をアイゼン付けて登り、上部岸壁の下を滝頭へ抜けた。このことより、今回はチェーンアイゼンを持参。前回同様に前衛滝手前のドロ混じり壁をザイルを引いて登ったが上に行き過ぎ、一旦下って上部岸壁下部を左に滝頭へ抜けた。チェーンアイゼン持参していないメンバーはドロ混じりの壁に苦戦していた。この大滝を短時間で安全に抜けるにはチェーンアイゼン持参でこのルートが確実と思う。



2番目の課題が大滝先のゴルジェの通過、過去の記録やガイドブックには左岸を微妙にへつるとあり、鈴蘭でも先の守屋パーティ、その後の武村パーティでも苦労して通過している。ゴルジェ入り口に立ち眺めてみると左岸は2m位上の微妙なへつりが必要、さて右岸を良く見ると水面の直ぐ上にスタンスが繋がったいるように見える。案の定、右岸を進むと最後は足を延ばすが難なく通過する事が出来た。ガイドブックに従って皆さんは、左岸を通過しているようであるが自分の目で見て判断しましょう。その後、小滝を越えると静かな森の中を流れる沢となり、所々に良い天場があるがまだ時間があるので先に進む。
更に静かな流れの中を歩き、1400m付近の右岸に良い天場をみつけ、今回は3人パーティとなったためにタープではなく持参の2/3人用のツエルトを張る。





翌朝、今日も天気よし。ここから道路までが結構だらだらの歩き沢となり長い。ハングした滝は少し戻って右岸を巻く。再び、ダラダラの沢を歩き、1510mの二股を確認して右へ入るが、地形図の表記に比べて実際の右俣の規模が小さく、メンバー持参のGPSで確認した。暫く歩くと正面に道路。源頭部もヤブ漕ぎなく道路に出る事が出来た。御池方面に歩き始めるとバスが来て停車、乗車するが、どこから乗っても御池まで800円とは少々お高いのでは。
御池発の七入行きのバス乗車には2時間も待つので、御池古道を歩いて下山する。湿原の木道や道路に沿った遊歩道を歩き、モウカケの滝を展望台から眺めたりして下り七入の駐車場に戻る。




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