例年、鈴蘭山の会での雪山の救助訓練では、緊急避難用の雪洞造りを行っているが、今年はイグルー造りを行った。イグルーは5人が食事を出来る大きなサイズと緊急避難ようの小型イグルーの2サイズを作成した。
以下に大サイズイグルーの作成手順を示す。
1. 雪面を踏み固めて、1.5m四方の穴を掘るイージを持ち、その中央にスノーソーとスコップを利用して縦横深さ40cm程度の穴を掘る。
2. スノーソーを雪面に垂直に、また水平にしっかりと切れ込みを入れ、欠けのない綺麗なブロックを切り出し、イメージした1.5m穴の周囲に隙間の無いように並べる。
3. 穴の底から、70×25×25cm程度の細長いブロックを切り出す。米山講習会では穴の側面より切り出したが、ブロックの固さが必要なために踏み固めた穴の底から切り出した。
途中で折れたブロックは使用せずに廃棄した。

4. 切り出した細長いブロックを折らないように注意して穴の4角に渡す。

5. 同様に細長いブロックを穴の底から切り出す。
6. 5.の細長いブロックの上に、穴の辺に平行になる様に4本乗せる。
7. 再度、細長いブロックを切り出し6.のブロックに乗せる。
8. 再度、細長ブロックを切り出し(7のブロックに渡せる長さ)
7のブロックに渡すように乗せ、天井を覆う。

9. 大きな開口部には、ブロックを内側から並べて塞ぐ。
10. 穴の側面に20×40×30cm(奥行)の穴をスノーソーとスコップで開ける。食器や就寝時の不要な装備の保管場所として使用する(神棚と呼んでいる)
11. 事前に出入り口と決めていた穴の側壁に内側から穴を掘外部に抜ける。
12. 小さな穴にブロックを置いて埋める。
13. スコップで雪を掛けて出来上がり。
14. 出入り口の内側をノコで平面状に仕上げ、ツエルトを
隙間なく吊るせるようにする。
15. イグル―内にシートを引き、入り口にツエルトをカーテン状につるして寒気の侵入を防ぐ。イグルーに入る前に、周囲の木の枝を10cm程度に切って持ち込み、入り口上部に差し込んでツエルトの紐を掛ける。木の枝の代わりに割りばしを半分に折ったものでもOK.。

●固い細長いブロックを切り出して積み上げる事がミソ
隙間に適当な大きさのブロックを積み、大きな穴を塞ぐ。
次に小さなブロックを小さな穴に置き、穴を塞ぐ
スコップで全体に雪を掛ける

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